県土整備部/「3月単価」10日以降に/大協組プラントも新規登録
県土整備部は、公共工事の設計積算に使用する土木工事実施設計単価を一部改定した。「3月単価」は新設計労務単価と合わせ、10日以降の調達公告分から適用する。
今回の改定内容は、建設物価調査会の建設資材価格調査報告書(月例報告)による実勢単価、「建設物価(3月号)」を反映させた。
また、大協組が伯耆町内に完成させた土質改良プラントを残土受け入れ地に登録。再生土の単価を新規に掲載した。
主な変動資材は次の通り。カッコ内は変動率
▼コンクリート型枠用塗装合板=1枚当たり20円上昇(1・0%)▼ストレートアスファルト針入度60~80=1トン当たり2000円下落(マイナス2・0%)▼ゴム入アスファルト=1トン当たり2000円下落(マイナス1・5%)▼スクラップ鉄くずヘビーH1=1トン当たりの買い取り価格500円下落(マイナス1・5%)▼スクラップステンレス新切=1キロ当たりの買い取り価格5円上昇(4・0%)
鳥取市/29年度オープンで計画/動物愛護センター
鳥取市は、鳥取大学構内(=写真、同市湖山町南)に設置を検討している動物愛護センターについて、2026年度から施設規模などの検討に入り、29年度オープンを目指し計画していることを明らかにした。
開会中の2月市議会の福祉保健委員会で生活安全課が説明した。
市では現在、県から借りている犬管理所(同市松並町)で犬・猫の保護、引き取りを行っている。また、閉院した動物病院(同市吉方町)を動物診療棟として借り、地域猫の不妊去勢手術を実施している。ただ、犬管理所は建設から30年以上経過し、老朽化が進んでいるうえ、狂犬病予防法に基づいた犬の抑留を目的とした施設として建設されたため、猫の収容スペースや診療・治療スペースが不足している状況にある。
このため市では、現在の犬管理所と動物診療棟を統合した動物愛護センターの整備を検討していたところ、鳥取大学から構内の用地提供の申し出があった。
鳥大では今年1月の役員会で用地提供について正式決定している。施設の建設候補地は市立湖山小学校向かいの駐車場付近。
委員会で出席委員から総事業費について質問があり、同課は「施設規模などこれから検討するため不確定だが、現時点で想定している概算事業費は最大で4億6000万円」と回答し、「大学内に動物医療センターもあるため、共用できる施設は共用させてもらう方向で検討し、実際の事業費は縮小となる見込み」と説明した。また、運営主体は「市直営を検討している」とした。
今後のスケジュールは、26年度に検討委員会で施設機能・規模、愛護センターでの業務を決定。27年度に地質調査、基本・実施設計に入り、28年度に建築。29年度オープンを目指す。
東部建築/建築A級1・5億円を公告/鳥取工高の外壁改修
県東部建築住宅事務所は、鳥取市生山にある県立鳥取工業高校(=写真)の教室棟を中心にした外壁改修工事を建築A級で公告する。工事費は1億5000万円で、2月県議会終了後の3月下旬に入札する。
同校は1971年に現在地に校舎を移転。鉄筋コンクリート造3階建ての教室棟などは部分的に改修しているが、外壁などの劣化は進んでいる。基本計画によると、外壁(庇を含む)のひび割れ補修や塗装のほか、設備機器や配管類の移設も予定している。同事務所では昨年夏から実施設計を進めている。
最初に発注する改修工事は外壁のひび割れや浮きなどの劣化部を補修と塗装。建具についてはカバー工法などで更新するほか、改修に伴う電気や機械設備の移設と改修を予定。また、渡り廊下の外壁や建具についても工事に盛り込んでいる。工期は10月末までをセットしており、受注額は2026年度の実績として扱う。
鳥取県土/浦富治山は法面保護工/1億円以上の規模で公告
県鳥取県土整備事務所は浦富地区復旧工事の3工区を法面保護工で公告する。1億円以上の規模になっており、受注額は2026年度の実績として扱う。
岩美町浦富地区の治山工事は2023年度に事業着手。総事業費4億5000万円を投じて岩美町役場などがある同町の中心部で延べ3500平方メートルの法枠工や土留め工などを大掛かりに整備している。現在は県道網代港岩美停車場線沿いの役場側にある山腹で法枠工を設置しており、今春からは北側の山腹を同様のスタイルで整備することが決まっている。
近く公告する工事は法面の最上部から2段目付近までを対象にしており、掘削などの土工と述べ1295メートルの法枠を設置する考え。
建築A級2件を公告/受注額は26年度に/西部環境建築局
県西部環境建築局は、建築一般A級対象工事2件を2日に公告する。概算工事費は1億1800万円~1億7600万円。
米子市蚊屋の県立米子養護学校=写真=での外壁改修工事を公告する。管理教室棟・中学部棟の塗装改修約1400平方メートル、建具改修約90カ所、防水改修、堅樋撤去新設などで、工期は10月30日まで。概算工事費1億7600万円。設計は、ケーアイ建築設計が担当。
残る1件は、同市上福原7丁目の県立皆生養護学校での外壁改修。教室棟の外壁劣化部補修、シーリング打ち換え、塗装、外部金属製建具取替25カ所などが内容となっており、工期は10月30日まで。工事費は1億1800万円を見込む。設計は、松岡設計室。
建設工事の総合評価「受注額」のリセット後の今月下旬に、米子養護、皆生養護の順で開札される見通し。
土木公共435億円を説明/実質、前年度比1.3%増/当初予算案
県土整備部は26日、土木公共事業の新年度当初予算案を県議会地域県土警察常任委に説明した。総額435億2100万円は前年度に比べ0・1%の微減。ただ、一般直轄事業と災害公共を除いた実質的な予算は347億2900万円で、前年度比1・3%(4億3100万円)増となった。
内訳は、補助と交付金を合わせた一般公共が248億6500万円(前年度比1・3%増)、単県公共は98億6300万円(同1・1%増)を確保した。
主だった事業は、通学路安全対策に13億8300万円を計上。県道倉吉東伯線ほか(国府工区)の防護柵、県道名和岸本線(久古工区)の歩道新設などに取り組む。
地域高規格道路は倉吉関金道路に5億6000万円、北条JCTに1億5000万円で継続。また、ICアクセスで26年度中の開通を目指す「はわいバイパス」に1億5000万円を付けた。
北条湯原道路では、仮称関金道路に道路調査費4000万円を充て、関金宿~大鳥居まで約2キロの予備設計に入る。
大規模特定河川は、塩見川の地盤改良や橋梁下部工などに4億円、小松谷川の護岸に2億8200万円。土砂災害防止法に基づいた基礎調査は3億円で、急傾斜地・土石流・地すべりの危険性のある約600カ所の調査を進める。
このほか一般直轄事業49億4900万円は、事業規模で248億9800万円を想定。北条道路136億円、津ノ井バイパス10億円、志戸坂峠防災7億円などを見込んだ。