26年度/国庫補助事業29億円を配分/県下、市町村道整備費
県土整備部は、県下の市町村道整備に充てる26年度国庫補助事業29億2100万円を各市町村に配分した。前年度(30億7600万円)並みを確保しており、橋梁補修などインフラの老朽化対策を中心に整備を進める。
補助事業は、通学路対策5億0200万円、道路メンテナンス(長寿命化)24億1200万円、無電柱化7000万円で構成。
通学路対策は米子市の安倍三柳線2工区、琴浦町の駅前八幡線1工区などを対象に交通安全対策を実施。道路メンテの橋梁補修は米子市の日野橋に4億5000万円、湯梨浜町の小学校線・つわぶき大橋に1億4000万円を付けた。
無電柱化は鳥取市の弥生橋通り(寺町工区)に7000万円。
また、交付金事業は国費ベースで11億7900万円を配分。前年度(24億5300万円)に比べ半減した。主なカ所は、米子市の外浜街道線、街路米子駅境線・駅地広場などに手厚く手当てした。
市町村別事業費は次の通り。※交付金は国費ベース
▼鳥取市=通学路2900万円、道路メンテ2億2311万円、無電柱化7000万円、交付金2億0512万円▼米子市=通学路3億1000万円、道路メンテ6億6847万円、交付金2億4216万円▼倉吉市=道路メンテ2億9508万円、交付金1億0134万円▼境港市=道路メンテ570万円、交付金2266万円▼岩美町=道路メンテ1億2018万円、交付金6638万円▼若桜町=道路メンテ3861万円、交付金622万円▼智頭町=道路メンテ8807万円、交付金5259円▼八頭町=道路メンテ8236万円、交付金6459万円▼三朝町=道路メンテ7979万円、交付金126万円▼湯梨浜町=道路メンテ1億6190万円、交付金4434万円▼琴浦町=通学路6300万円、道路メンテ9975万円、交付金7178万円▼北栄町=通学路5000万円、道路メンテ1694万円、交付金6322万円▼日吉津村=道路メンテ339万円▼大山町=通学路3000万円、道路メンテ7072万円、交付金311万円▼南部町=道路メンテ5094万円、交付金2533万円▼伯耆町=通学路2000万円、道路メンテ9200万円、交付金8839万円▼日南町=道路メンテ6700万円、交付金6696万円▼日野町=道路メンテ1億0654万円、交付金320万円▼江府町=道路メンテ1億4191万円、交付金5074万円
無電柱化が進められている弥生橋通り(鳥取市寺町)
米子市/富益崎津3号線改良/6千万円で20日にも
米子市は同市富益町から大崎で進める市道富益崎津3号線=写真=の歩道整備について、早ければ20日にも公告する。概算工事費は6200万円で、土木一般A級を対象に発注する。工期は約8カ月を見込む。
国道431号~県道47号米子境港線(通称・内浜産業道路)間の計画延長2530メートルのうち、弓ケ浜中学校(同市富益町)近くの延長277メートルを施工。
東側では、用地提供を受けた畑の一部を活用し、歩道幅を従来の1・5メートルから2・5メートルに拡大。西側も用地提供を受け、路肩を50センチから1メートルに広げる。
同工事は当初、昨年度の実施を予定していたが、12月の入札が不落となり工期確保が困難となったため、予算を繰り越して対応する。
また、今年度計画分として、同工事のさらに西側で延長300メートルの歩道整備も予定。現時点の概算工事費は8200万円で、公告は土木一般A級向けに7月ごろになりそう。
歩道整備は防衛省の補助金を活用した事業で、生徒の通学の安全確保のほか、防災道路としての機能向上を図る。
西部環境建築局/外江団地のエコ改善/20日に公告へ
県西部環境建築局は、境港市外江町の県営住宅外江団地でのエコ改善工事を公告する。概算工事費は建築1億7100万円、電気設備2000万円、機械設備5800万円。20日に公告し、開札はいずれも5月下旬となるもよう。
外江団地は、第一期に入り、鉄筋コンクリート造4階建て延べ969平方メートルの58棟(16戸)の外壁断熱改修、屋上断熱防水、バルコニー防水改修、洗面所などの内装改修、県産材木製内窓などによる住戸内外部の建具改修。工期は27年1月29日まで。
電気は電灯設備改修、コンセント設備改修などで、機械は給水管引込工事、屋外給水設備改修など。
それぞれ建築一般A級、電気工事A級、管工事A級対象。設計は、建築は松田建築事務所、設備はエクス・プランが担当した。
引地の護岸工を準備/東郷池改修工事
県中部総合事務所県土整備局は、防災安全交付金事業の東郷池改修工事のうち、湯梨浜町引地地区の護岸工2工区の発注準備を進めている。
東郷池周辺の浸水対策に伴う改修工事は、2014年度から湯梨浜町松崎地区でスタート。事業延長2・3キロで、工事は、築堤、特殊堤などに分けて進めており、すでに松崎地区、旭地区、龍島地区の築堤が完成した。また、東郷池と隣接する新町川(湯梨浜町松崎)は、堤防(道路)が低く水害の時に水がなだれ込む恐れがあるとの指摘があり、地元から対策を要望されていた。同県土局では、大雨時に東郷池からの水の侵入を防ぐ水門を新町川に設置中で、併せて同町が排水ポンプ場の設置工事に着手した。
引地地区の護岸工事2工区は、概算工事費9000万円を見込み、県内土木一般A級向け。工事概算は盛土工1000立方メートル、捨石工2000立方メートル、護岸工500立方メートルなど。
鳥取駅周辺再整備/測量調査を5月発注へ/来年度には予備設計着手
鳥取市は、JR鳥取駅周辺の再整備事業に伴う測量業務を、早ければ5月頃に県内事業者に向けて発注する。計画範囲全域を対象にした9ヘクタールの平面測量で、概算委託費は1900万円。設計内容をもとに、次年度から駅北側周辺の予備設計に着手する方針だ。
測量業務は、JR鳥取駅周辺のほか鳥取福部線を含む計画範囲約9ヘクタール(300メートル×300メートル=写真)で実施。平面測量のほか、埋設物調査などを進める。履行期間は8カ月に設定する。
同市まちなか未来創造課によると、次年度からは駅北側周辺で計画する一部施設(▼バスターミナル▼北口交通広場▼北口広場など)の予備設計に着手。また、同じく北側に建設予定の複合施設についても、基本計画策定業務の発注を予定する。
今後は、7月に鳥取市、県、JR西日本、鳥取商工会議所による4者連携協議会を予定。事業計画の詳細や、事業者の選定に向けた議論を進める。
26年度補助・交付金/河川関係21・6億円を配分/塩見川改修に2.7億円
県土整備部は26年度の国補助・交付金を活用する河川と海岸、ダム事業をまとめ、21億6200万円を各県土整備事務所と局に配分した。内訳は、補助事業が9億6200万円、交付金事業などに12億円。
水貫川や私都川の事業が完成に近づき、事業費は前年度比14%の減。ただ、25年度国補正を加えた「15カ月予算」でみると前年度並みに落ち着いた。
補助の塩見川は2億7500万円で、JR福部駅前の塩見橋下部工に着工。水貫川は1億0700万円で排水機場が完了に向かう。
メンテナンスは、橋津川水門の長寿命化に1億3000万円、佐治川ダムの堰堤改良に6000万円。
また、交付金では八東川の大隼橋下部工に1億0200万円、勝部川の築堤に1億3000万円、浜村川に1億2400万円を付けた。
このほか、私都川の河川災害関連事業に2億円。「令和5年災」に関連して護岸の改良復旧を継続する。
塩見川は駅前の塩見橋下部工に着工