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県土整備部/実施設計単価を全面改正/10日以降の公告適用/標準積算基準も改正

 県土整備部は、公共工事の設計積算に使う土木工事実施設計単価を全面改正した。「土木工事標準積算基準」の見直しと合わせ、10日以降の調達公告から適用する。
 今回の全面改正は、建設物価調査会の建設資材価格調査報告書(月例報告)による実勢単価、「建設物価(10月号)」を参考にした。
 中東情勢の変化に伴う「ナフサショック」を背景に、主に橋梁補修に使われる樹脂類が値上がり。塩化ビニル管なども上昇が続いた。
 また、土木工事標準積算基準は、国交省が4月から運用している改正内容を準用。標準歩掛には、鉄筋工(5月15日から適用)に次いで、土のう工、防塵処理工、橋梁補修工、トンネル補修工剥落防止対策工などを制定し、追加した。
 主な変動資材は次の通り。%は変動率
▼シール材 エポキシ樹脂系=1キロ当たり320円上昇(12・9%)
▼浸透形表面含浸材 シラン系=1キロ当たり400円上昇(5・7%)
▼塩ビ止水板各種=1メートル当たり170円~640円上昇(13・7%~20・9%)
▼硬質塩化ビニル管各種=1メートル当たり25円~102円上昇(6・1%~9・1%)

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発注見通し更新/倉吉市

 倉吉市は工事、業務発注見通しを更新した。9月補正予算の内容を踏まえ、工事、業務それぞれで追加するなどした。(10面に工事、4面に業務発注見通し)
 補正のほか、現場での調整がついたことを受け、追加した工事は、土木一般を対象とする巌城工業団地進入路整備工事(概算工事費8700万円)、水道施設工事の余戸谷町水源地取水井耐震補強工事(同1600万円)など。
 今年度、件数が少ない建築一般向けとして、東巌城町水源地ポンプ室外屋根防水工事(同2300万円)も加わった。
 業務では、公共下水道管路施設のストックマネジメント計画策定業務の第2期を、土木関係建設コン対象に概算委託費3600万円で予定。
 日帰り温泉施設「せきがね湯命館」と、隣接する交流施設「倉吉市関金都市交流センター」の改修に着手する見通しが立ったとして、基本設計を概算委託費1500万円で組み込んだ。建築関係建設コン対象。

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鳥取市/優良工事表彰式開く/6工事5者を表彰

 鳥取市は2日、本庁舎で優良工事表彰式を開き、2025年度に完成した工事のうち、特に優秀な6工事を施工した5者を表彰した。深澤義彦市長から各施工者に表彰状が手渡された。
 同表彰は今年で23回目。優良な工事を施工した事業者をたたえることで、施工意欲と施工能力の向上を図ることを目的としている。今回は、25年度に検査を完了した191工事の中から選定した。
 式では深澤市長が「今後も卓越した技術、豊富な経験をもとに、公共工事の推進に力添えをいただきたい。市としても公共工事の総量確保、発注の平準化をしっかりと続けていきたい」とあいさつ。また、施工者を代表してジューケンの加藤辰宏社長は「この栄誉に慢心することなく、今後も安全、品質、環境への配慮を大切にし、社会に貢献していきたい」と謝辞を述べた。
 受賞者は次の通り。
▼令和5年災第84号市道華立薬師線道路災害復旧工事=ジューケン=一般土木
▼旧本庁舎跡地広場整備(舗装)工事=栗山組=舗装
▼市道大森通り(寿町・新品治町工区)道路改良工事(補助)=タカミズ=一般土木
▼鳥取市営美保球場防球フェンス更新工事=信聖工業=交通安全施設
▼令和6年災第5号市道船木広岡1号線道路災害復旧工事=栗山組=一般土木
▼令和5年災第34号尾谷川河川災害復旧工事=一高土木=一般土木

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交通安全大会を開催/健康管理から事故防止/美保テクノスなど合同で

 美保テクノス(野津健市社長)、同社美創会(木下辰男会長)、安全協力会が9月30日、同社多目的ホールで合同交通安全大会を開いた。参加した約100人が、交通事故防止に向け、運転時の注意点や健康管理などに理解を深めた=写真=。
 米子署などから来賓を招き、あいさつに立った野津社長は、安全に近道はなく、事故を起こさないための地道な活動の積み重ねが必要と指摘。「ほんの一瞬の油断や慣れ、焦り、思い込みによって事故の当事者になる可能性がある」と述べ、余裕を持った運転の重要性を強調。
 木下会長は、車両の安全性能向上などを背景に交通事故死者数は大幅に減少しているものの、2025年も全国で2547人が犠牲になったことに触れ、「事故は身近なところで起こり得る」と言及。交通ルールの順守と歩行者や自転車への配慮を呼び掛けた。
 美保テクノスの交通安全への取り組み発表では、駒月一成・同社交通安全委員長が、運転中のスマートフォン使用による事故の危険性を説明。
 ながら運転を防ぐため、同社が保有する全車両に運転中のスマートフォン使用を禁止するステッカーを貼付しているほか、私有車についても希望者へ配布するなど、対策を進めているという。
 講演では、中国労働衛生協会米子健診センターの前田明日香氏が、心疾患や脳血管疾患、睡眠不足など健康面から事故につながるリスクを解説。「少し眠いけど、あと少しで着くから行ける、ではなく、止まる判断が事故を防ぐ」とし、体調に異変がある場合は「運転しない」ことも安全運転だと訴えた。
 日本自動車連盟(JAF)鳥取支部の別所貴夫氏は、運転行動の基本要素や冠水路走行時の注意点を説明。冠水した道路では車両が浮いたり、ハンドル操作が難しくなったりする危険があるとして、無理に走行せず、安全な場所への退避や迂回が必要だとした。

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今年中にも工事発注か/陸上競技場の内部改修

 県東部建築住宅事務所は、ヤマタスポーツパーク陸上競技場の室内を中心にした改修工事を今年中にも発注することを検討している。基本設計の段階では工事費が9000万円以上と見られており、建築、電気、機械に分けて発注することも考えられる。
 鳥取市布勢にある県営の運動公園は完成後40年が経過しており、施設全体の長寿命化に向けた内装や建具の改修と同時にエアコンなどの更新や新設についても計画づくりを進めている。このうち、陸上競技場についてはロッカールーム(男女)の床、壁、天井を大掛かりに改修。トレーニング室は既設のアルミサッシ(カバー工法)、出入り口の建具(ドアなど)と既設のスロープなどが工事の対象になる予定。
 一方、シャワー室は床や壁、天井と開口部の高さを改善するほか、床の段差解消、車いす対応のシャワーブース新設などを考えている。また、トイレや洗面所についても出入口の高さや段差がある床を整備する。
 同事務所では6月から実施設計を進めており、施設の管理者と調整しながら具体的な工事計画を近くまとめる見通し。

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公共事業費確保を緊急要望/「脱補正」や骨格予算を懸念/建協・影井会長

 高市政権による「脱補正」で予算動向に不安が広がる中、県建設業協会の影井一清会長は9月30日、県土整備部の吉野睦部長に公共事業予算の確保や発注の平準化を緊急要望した(=写真)。吉野部長は「(今年の)補正はないだろうと動いている。できるだけ工事量が落ち込まないように県の中でも調整したい」と答えた。

 影井会長は、補正予算に依存しない高市政権の財政運営や、来春に控える知事選で骨格予算の編成を念頭に、公共事業費の継続的な確保を要望。併せて「年度当初に切れ目なく仕事ができる環境づくりを」と述べ、4月から6月にかけての適期施工を求めた。
 これに対し、吉野部長は「年度当初に工事業が落ち込まないよう、債務負担行為の活用で影響を少なくしたい」と話し、ゼロ県債などの債務負担を積極的に上積みする考えを提案。
 その上で「今回は過渡期ととらえ、年度当初から工程を管理し、発注や工期が集中しないよう平準化を進めたい」と説明した。
 また、影井会長は東部地区の工事量について「危機的な状況に近づいている」と言及。吉野部長は「シェアで一番大きいが、(工事量の)変化が激しい。様々な事業を仕込んでいきたい」と理解を求めた。

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