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土木公共435億円を説明/実質、前年度比1.3%増/当初予算案

 県土整備部は26日、土木公共事業の新年度当初予算案を県議会地域県土警察常任委に説明した。総額435億2100万円は前年度に比べ0・1%の微減。ただ、一般直轄事業と災害公共を除いた実質的な予算は347億2900万円で、前年度比1・3%(4億3100万円)増となった。
 内訳は、補助と交付金を合わせた一般公共が248億6500万円(前年度比1・3%増)、単県公共は98億6300万円(同1・1%増)を確保した。
 主だった事業は、通学路安全対策に13億8300万円を計上。県道倉吉東伯線ほか(国府工区)の防護柵、県道名和岸本線(久古工区)の歩道新設などに取り組む。
 地域高規格道路は倉吉関金道路に5億6000万円、北条JCTに1億5000万円で継続。また、ICアクセスで26年度中の開通を目指す「はわいバイパス」に1億5000万円を付けた。
 北条湯原道路では、仮称関金道路に道路調査費4000万円を充て、関金宿~大鳥居まで約2キロの予備設計に入る。
 大規模特定河川は、塩見川の地盤改良や橋梁下部工などに4億円、小松谷川の護岸に2億8200万円。土砂災害防止法に基づいた基礎調査は3億円で、急傾斜地・土石流・地すべりの危険性のある約600カ所の調査を進める。
 このほか一般直轄事業49億4900万円は、事業規模で248億9800万円を想定。北条道路136億円、津ノ井バイパス10億円、志戸坂峠防災7億円などを見込んだ。

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住宅・活動2件を表彰/米子市都市景観施設賞

 米子市は、魅力的な景観形成に貢献した建築物や活動を顕彰する今年度の都市景観施設賞で、4件の応募の中から2件を表彰対象に選んだ。地域の自然環境と調和した住宅建築と、市中心部を花で彩る景観づくり活動が好評を博した。
 建築物部門では、米子市尾高に建つ住宅「大山を望む家」が受賞した。杉原香織氏が所有し、田村淳建築設計事務所が設計、高橋工務店が施工を担った。
 大山を望む立地を生かし、建物を道路から後退させて周辺景観にゆとりを持たせるとともに、焼杉張りの外壁や深い軒の構成により地域の風土に調和した意匠を実現。
 敷地内の植栽や木製デッキが建築と自然を緩やかにつなぎ、落ち着きのある景観形成に寄与している点が評価された。審査した米子市景観審議会(細田智久会長)は、米子の大山を望む眺望を巧みに生かし、周囲に開かれた空間ながらも居住者のプライバシーに配慮した住宅で、景観施設としても優れていると評した。
 景観づくり部門では、市公会堂前交差点周辺で展開されている「お花いっぱい運動」が選ばれた。活動主体の米子錦ライオンズクラブは2021年5月から継続的に花壇整備を行い、季節ごとの草花で通行者の目を楽しませている。
 中心市街地に潤いをもたらし、来訪者に温かな印象を与えている点や、長年にわたり自主的な維持管理を続けている点で、景観形成への貢献が認められた。
 市役所で開かれた授与式で、伊木隆司市長が関係者に表彰状を贈呈。「回を重ねる中で多くの素晴らしい建築物や取り組みを表彰してきた。それぞれが今もなお米子の景観を形づくり、町の魅力や風情を生み出している。今年も厳正な審査を経て選ばれた受賞者の皆様に深く敬意を表したい」と述べた。
 米子市の都市景観施設賞は2010年度に創設され、今回で16回目。

大山を望む家

お花いっぱい運動

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鳥取県土/徳尾大橋の補修を公告/上り車線を土木A級で

 県鳥取県土整備事務所は、県道鳥取鹿野倉吉線・徳尾大橋上り線の補修工事を公告する。工事費は7600万円程度で、3月中旬の入札を予定している。
 徳尾大橋は、通称国体道路と呼ばれる幹線道路が通過する鳥取市徳尾地内にある上り車線299メートル・下り車線282メートルの橋梁で、1985年に完成している。橋梁点検では、下部工のひび割れやはく離など。また、上部工にも劣化が確認されており、2019年度から長寿命化のための補修に着手。23年度からは上り・下り車線を対象にした大掛かりな支承工などの補強工事を進めている。
 近く公告する工事は上り車線30・75メートルを対象にしており、支承工10基の取替工事が中心。工期は228日間をセットしており、土木A級。週明けの資格審査会にエントリーする。

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年間維持12件を一斉公告/米子県土が3月4日

 県米子県土整備局は、2026年度に実施する管内道路の年間維持工事、河川維持工事、道路照明灯維持工事を3月2日の資格審査会に諮り、同4日に公告する。道路維持8件、河川2件、照明灯2件の計12件。

 道路維持は土木一般A級対象で工期は27年3月23日まで、河川はとび等一般A級向けで工期は27年3月19日まで、照明灯は電気工事B級対象の工期を27年3月23日までに設定し、公告する。
 年間道路、年間河川、道路照明灯維持工事の名称、場所、概算工事費は次の通り。
▽県道米子境港線外道路維持工事(1工区)=米子市旗ケ崎ほか、4800万円▽国道431号外道路維持工事(2工区)=米子市皆生ほか、2600万円▽国道180号外道路維持工事(3工区)=南部町法勝寺ほか、5000万円▽国道181号外道路維持工事(4工区)=伯耆町坂長ほか、4400万円▽県道米子大山線外道路維持工事(5工区)=大山町赤松ほか、5700万円▽県道赤碕大山線外道路維持工事(6工区)=大山町羽田井ほか、5400万円▽国道181号外道路維持工事(7工区)=伯耆町溝口ほか、5000万円▽県道米子境港線外道路維持工事(8工区)=境港市上道町ほか、2800万円▽妻木川外河川維持工事(年間維持)=大山町保田ほか、2300万円▽佐陀川外河川維持工事(年間維持)=米子市淀江町佐陀ほか、2300万円▽県道皆生西原線外道路照明灯維持工事(1工区)=米子市西福原ほか、900万円▽国道181号外道路照明灯維持工事(2工区)=米子市糀町ほか、1000万円。
 また、清掃業務2件を審査会後、指名通知する。米子市皆生の国道431号などが概算委託費1900万円、同市灘町の米子港内が同450万円。ともに履行期間は27年3月16日まで。

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境港市/26年度当初予算は212億円/老人福祉C改修に5.2億

 境港市議会3月定例会が26日に開会し、伊達憲太郎市長は2026年度当初予算案をはじめ21議案を上程した。26年度当初予算案のうち、一般会計は総額212億3000万円で対前年度比1・1%減、過去2番目に大きい規模となった。また特別・企業会計を含めた全会計の予算規模は、前年比3・9%増の358億4053万円。
 歳出性質別の分類では、義務的経費91億5211万円、投資的経費18億3241万円、その他の経費102億4548万円の内訳。投資的経費は補助・単独事業とも減少し、前年度比6割弱の水準になっている。
 建築分野の主要事業として、老人福祉センターリニューアル事業に5億2701万円を投じ、施設の大規模改修工事に着手する。公立保育園リニューアル事業には1億0963万円を見込み、園舎新築が進むわたり保育園の駐車場整備と旧園舎の解体を実施。
 学校施設関連では、小学校トイレ改修事業に1億1177円を充て、年次的に進めてきた同事業の最終年度として境小の第2期工事に取り組む。また中学校体育館改修事業には316万円。第三中体育館の改修に向け実施設計に取り掛かる構え。
 このほか体育施設夜間照明改修事業に7135万円を積み、スポーツ広場と竜ヶ山陸上競技場の照明更新工事、市民テニス場の照明更新設計に充当。清掃センター管理棟改修事業には4076万円で、屋根・外壁・内装の改修を進める。
 土木分野は安心・安全な道づくり事業に1億6103万円、生活関連道整備事業に1億3575万円、LED防犯灯更新事業に7456万円、道路台帳整備事業に5503万円など。別途、公共下水道事業会計に対前年度比26・2%増の62億8064万円を計上しており、土木関係の事業費は管渠建設改良費などに集中している。
 市3月定例議会は会期3月25日まで。

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2月県議会開会/当初予算案3961億円を提出/平井県政下で最大規模

 県は24日、2026年度一般会計当初予算案を県議会に提出した。歳出総額3961億円は前年度比8・5%(310億円)増で、平井県政の下では過去最大規模。社会保障関係費や人件費の歳出増加が影響した。
 同日開会した2月定例会の冒頭、平井伸治知事は「直面する課題に果敢に挑戦し、時代の拍車を力強く回していくことが県政に与えられた使命」と説明。その上で「基金や繰越金などを活用し、05年度以降最大となる積極型予算を編成することにした」と述べた。
 提案理由説明で平井知事は、10月に倉吉市で開く「ぼうさいこくたい」に触れ、「ぼうさいとっとり」を推進すると表明。道路、河川、港湾などのインフラ、広域防災拠点を整備するほか、境漁港の震災復旧に努め、住宅の耐震化でも10割支援を開始するとした。
 また、教育施設関係では、県立高校の体育館空調整備やトイレの洋式化に取り組む姿勢を見せた。
 当初予算案に盛り込んだ公共事業費は、災害公共を除いて453億円。前年度比0・7%増で、高速道路ネットワークの整備や、「関金道路」の新規事業化に向けたルート検討に入る。
 2月定例会の会期は3月25日までの30日間。今後の議事日程は、代表質問が3月2日に自民党・浜崎晋一議員、同4日に民主とっとり・坂野経三郎議員がそれぞれ行う。一般質問は同9日から6日間。

平井知事

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