ジャパンディスプレイ鳥取工場/八幡不動産Gに譲渡を発表/鳥取市活性化の目指す
ジャパンディスプレイは31日、鳥取工場(鳥取市南吉方)の土地・建物=鳥取市=を八幡東栄エステート(同市南隈)に譲渡すると発表した。契約は同日付で締結し、物件の引き渡しは9月30日を予定している。
同工場は2025年3月に液晶パネルの生産を終了。以降は車載用ディスプレイ関連業務の拠点として活用してきたが、事業構造の見直しの一環として資産の売却を決めた。譲渡対象は敷地面積約11万平方メートルや敷地内の工場棟など複数の建物となる。
取得する八幡東栄エステートは八幡不動産グループの一社で、同グループは13社で構成。東京、大阪や京都などを中心にビルやマンション約30
0棟を保有するなど、不動産賃貸事業を展開している。今後の活用策については未定としているが、「鳥取市の活性化に資する形での利活用を検討する。行政と連携しながら、幅広い世代が集える機能の導入や雇用創出につながる活用を目指す」としており、既存施設の改修や用途転換を含めた再開発の動向が注目される。
鳥取県土/今夏にも下部工など発注/塩見橋の改築工事に着手
県鳥取県土整備事務所は塩見川の新たな河道整備に伴う塩見橋の改築工事に着手する。橋長は37メートル程度で、仮設橋、左右岸の下部工事を今夏から段階的に発注するものと見られており、工事に向けた準備を進めている。(=写真)
鳥取市福部町を流れる塩見川の改修はJR福部駅周辺などの浸水常襲地帯解消のための整備や上流部に新設する放水路の建設に向けた調査や設計も本格化している。このうち塩見橋は福部駅へ向かう幹線道路に古くから設置されているが、新しい河道の設置に関連して橋長37・5メートル、全幅10・75メートルの橋梁に改築する。
上・下部工のタイプは、上部工が2径間PC連結プレテンション方式のスラブ桁。下部工は逆T式橋台と小判柱式の橋脚。基礎は長さ20メートル以上の場所打ち杭を予定している。改築工事の内容などは調整中だが、最初に仮設橋の設置に続いて右岸側下部工、左岸側下部工に分けて今年度中に発注することが有力。
倉吉所長に桐谷氏就任/日野川所長には國時氏/中国地整1日付人事
国土交通省中国地方整備局は、1日付人事異動を発令した。倉吉河川国道事務所長に桐谷文昭氏、日野川河川事務所長に國時正博氏をそれぞれ充てる。県内事務所の異動は次の通り。(敬称略)
※鳥取河川国道事務所
▼河川部水災害対策センター長(鳥取河川国道事務所副所長)新田紀明▼鳥取河川国道事務所副所長(総務部建設専門官)奥田大輔▼鳥取河川国道事務所副所長(浜田河川国道事務所副所長)若井克文▼鳥取河川国道事務所副所長(岡山国道事務所総括保全対策官)市岡利啓▼広島西部山系砂防事務所副所長(鳥取河川国道事務所副所長)森藤晃宏
【辞職】
▼山田晋吾(鳥取河川国道事務所副所長)
※倉吉河川国道事務所
▼道路部道路情報管理官(倉吉河川国道事務所長)高橋渉▼道路部道路防災調整官(倉吉河川国道事務所副所長)西尾隆▼倉吉河川国道事務所長(赤磐市建設事業部長)桐谷文昭▼倉吉河川国道事務所副所長(山陰西部国道事務所事業対策官)曽根千親
※日野川河川事務所
▼防災室長(日野川河川事務所副所長)池田健二▼河川部河川情報管理官(日野川河川事務所長)菅野秀治▼日野川河川事務所長(河川部河川保全管理官)國時正博▼日野川河川事務所副所長(農林水産省中四国農政局農村振興部事業計画課事業計画管理官)千田裕司
宇代の治山工事を準備/米子県土が1.2億で
島根県東部を震源とする地震で落石が発生した伯耆町宇代での治山工事について、県米子県土整備局が公告準備に入った。土木一般A級向けで、概算工事費1億2000万円。
概要は、除去工452立方メートル、転石破砕工418立方メートル、仮設工一式。工期は296日間に設定する。
落石は日野川沿いを走る町道溝口宇代線で起きており、再度の被害を避けるため、斜面下部に大型土のうを置き、上部で高所法面掘削機による岩塊の除去工を実施する。近く、資格審査会に諮り、8日の公告を予定する。
一帯では、2000年の県西部地震や16年の県中部地震の際にも同様の落石があり、治山工事で待ち受け擁壁などの対策工がなされている。今回の地震では、対策済みのカ所から上流側の斜面で発生。山腹の斜面には不安定な浮石、転石が残っているという。
米子県土は国庫補助の「災害関連緊急治山事業」の導入に向け、林野庁に事業計画書を提出。採択されたことを受け、発注準備に入った。
26年度総合評価/土木トップは山陰緑化建設/建築は金田工務店が堅持
県土整備部は3月31日、26年度の建設工事総合評価(県内向け)に使用する各社施工能力点数をまとめた。会社工事成績のトップは、土木一般が山陰緑化建設の89・5点、建築一般は前年度に続いて金田工務店で、89・0点を堅持した。(4面に土木A・B級一覧)
施工能力点数の内訳は、会社工事成績と受注ポケットを示す生産指標額(または県工事平均受注額)、企業経営(経営事項審査P点)で構成。
工事成績の土木A級は、トップの山陰緑化建設にみたこ土建が88・4点で迫り、舩越建設88・2点、竹内組88・1点と続いた。
建築A級は金田工務店に次いで岩崎組86・0点、3位にやまこう建設、井木組、大松建設、リンクス、境港土建の5社が84・0点で並んだ。
電気工事A級の上位は、とりでん84・0点がトップで、2位には山口電業と東部電工、中電工の3社が82・0点で並走。管工事A級は大和設備83・0点を筆頭に、次いで西日本環境設備とサンユー技研工業の2社が82・7点でそろった。
受注額分母の生産指標額は、土木A級の上限額4億1150万円にみたこ土建、竹内組、藤原組、栗山組、やまこう建設、チュウブ、共栄組、こおげ建設、井中組、美保テクノス、井木組、馬野建設、サワタ建設、特研工業の14社。建築A級の上限2億0520万円に井木組、懸樋工務店、美保テクノス、こおげ建設、ヤマタホームの5社が達した。
また、企業経営は、土木A級の上限値P1110点に井木組、井中組、やまこう建設、美保テクノス、YAHATA、大協組の6社。建築A級の上限P1140点に美保テクノス、井木組、大協組、やまこう建設、YAHATAの5社が該当した。
県東部の生コン単価が上昇/実施設計単価を全面改正/10日以降に適用
県東部と中部地区の生コンクリート単価が値上がりすることが分かった。県土整備部は3月30日、公共工事の設計積算に使う土木工事実施設計単価を全面改正、「4月単価」は10日以降の調達公告から適用する。
東部地区で生コン単価が上昇するのは25年3月以来、約1年ぶり。主要規格「18―8―40高炉」の1立方メートル当たりの単価は、1万9300円から2000円(10・4%)上昇して2万1300円に。さらに中部地区では、東部地区を上回って1立方メートル当たり3500円(14・8%)上昇し、2万3650円が2万7150円になった。
このほかの資材単価は、異形棒鋼が1トン当たり1000円上昇、山土各種も1立方メートル当たり266円~931円値上がりした。
今回の改正単価は、建設物価調査会の建設資材価格調査報告書(月例報告)による実勢単価、「建設物価(4月号)」をもとに見直した。
また、同部は土木工事市場単価に緩衝材、根固めブロック用連結金具、防護服などの橋梁補修材などを新規に盛り込んだ。
主な変動資材は次の通り。%=変動率
▼野芝=1平方メートル当たり30円上昇(5・9%)▼ストレートアスファルト針入度60~80=1トン当たり4000円上昇(4・2%)▼異形棒鋼各種=1トン当たり1000円上昇(0・8%~1・0%)▼生コンクリート各種=1立方メートル当たり2000円~3500円上昇(10・4%~14・8%)▼山土各種=1立方メートル当たり266円~931円上昇(5・7%~21・9%)▼マンホール削孔塩ビ用各種=1カ所当たり1160円~3200円上昇(13・8%~15・6%)